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 博士の時空移転装置
 
猫博士が時空移転装置を発明しました。
実験として江戸時代の吉原へ行きます。




鼻の穴に屋形船を放り込んでやろうか?

道の真ん中で一人の男が傘を振り回しています。
この男、黒い紋付を着て、なぜか紫の鉢巻をしています。
股ぁ、くぐれ〜!


なんなのだ、この歌は?

それよりこいつはいったい何をかぶっているのだ

 2007・5・6公開稽古

沖縄で一人ぼっちっちだった、
沖縄でお三味線が弾きたい、といったら、村八分にされた、
沖縄で小唄歌ってみたい、といったら、ハブを投げられた、
沖縄で日舞好きっ、といったら、ゴーヤーでずりずりされた
そんな自称「醜いアヒルの子」さりりさんが上京しました。
迎撃・公開稽古と称して、飲めや歌えの集いを開きました♪



上流から船がドンブラコッコ、ドンブラコッコと
猪の牙に似ている所から、猪牙舟と言います。
♪猪牙で サッサ〜 行くのは 深川通い
上がる桟橋 あれワイサのサ イソイソと



サァ〜!修羅場 廓の晩は 

ヤボは揉まれて粋(すい)となる 

間夫の名取 花川戸  恋に焦がれて助六が 

ありゃサっと 

ダンナなんだ なんだってんだ あんたなんだ がんばってんだ

( 助六さん 明るい性格だったらしく 

このラ・バンバのリズムに合わせて歌い始めました)

この鉢巻 紫さ 煙管の雨 降ってくる

やり手ババアは 槍投げる 皆ヤリバヤリバ
(やり手ババア)「誰か呼んだ? 

ラ・バンバ ラ・バンバ 〃
ふっと気がつきますと 吉原中がもうノリノリです。

助六さんも揚巻さんも、髭の意休に至るまでが、

このラ・バンバのリズムに合わせて

踊りまくってるじゃありませんか!
猫博士、これ幸いとこの吉原の「さわぎ」に背中を向けて、

スタコラサッサと逃げ出しました。

 

続く